2010年2月 4日(木曜日)
2月は「情報セキュリティ月間」です!
2月2日は何の日? と尋ねられて、即答できる人は少ないかもしれません(お誕生日の方は除きますヨ)。実は2月2日は「情報セキュリティの日」なんです。
「情報セキュリティ」といわれても何だかピンときませんが、簡単にいえば
・情報の機密性(Confidentiality)
・情報の完全性(Integrity)
・情報の可用性(Availability)
を維持することを指します。第三者に勝手に触れられないこと、改ざんされないこと、必要なときに開示できることが、情報セキュリティの3大要素なのです。
で、話は元に戻って「情報セキュリティの日」ですが、これは平成18年10月に内閣官房情報センター(NISC)が定めたものです。加えて今年からは、2月1日からの1カ月間が「情報セキュリティ月間」になりました。
これに伴い、今月いっぱいは「セキュリティ」というタイトルが付いたセミナーやイベントが、全国で開催される予定です。今回はそのなかのひとつ、「情報セキュリティ講座&NPO対抗セキュリティいろはかるた大会」を取材しました。
このイベントを主催するのは、日立システムアンドサービス。同社は、企業からの依頼を受け、ハードウェアやソフトウェアを組み合わせてその企業にとって必要な「仕組み」を作る、いわゆる「システムインテグレーター」です。
古くから「セキュリティ」にまつわる啓蒙活動を続けており、2005年に始まった「情報セキュリティブログ」は、今年の9月で5歳の誕生日を迎えます。
さて、肝心なセミナーは、慶応義塾大学大学院で教鞭を執る武田圭史先生(下の写真)による講演から始まりました。途中で何気なくおっしゃった「セキュリティに完璧はありません」という一言に衝撃を受けました。実際にまぎれもない事実なのですが、この場で言っていいんですかと(笑)。
続いて行われた「ケーススタディで学ぶ! 30分でわかるセキュリティ対策」では、現在大流行中の「ガンブラー攻撃」の被害に遭っていないかどうかを調べる、チェック方法が伝授されました。もしかすると門外不出な情報かもしれませんが、一部を転載しちゃいますので、参考になさってくださいね(ユーザーのパソコンが対象です。改ざんされたサーバーのチェック項目ではありません)。
・ハードディスクのどこかにsiszyd32.exeかTMD.tmpがある
・cmd.exeやregedit.exeが起動しない
・一部のウイルス対策ソフトが更新されない
・Windows Updateやウイルス対策ソフトメーカーなどのウェブサイトにつながらない
・explorer.exeや一部のウェブブラウザーが異常終了する
・PDFをクリックしたわけでもないのにAcrobatが勝手に起動する
・PDFファイルやシステムファイルが勝手に増殖している
・CPUやメモリに使用率がつねに高い
なかにはウイルスに感染していなくても起こりえる現象もありますが、複数の症状が見られる場合は、感染を疑ったほうがいいかもしれません。駆除方法に関しては、お持ちのウイルス対策ソフトのメーカーにお問い合わせください。
セミナーのあとに行われたかるた大会は、時間の都合で取材できなかったので決戦前の会場の様子だけ撮ってきました。何とも本格的です。
セールスプロモーション部の藤井さんにお話を伺ったところ、「ブログやかるたをきっかけに、一般の方がもっともっと情報セキュリティに興味を持ってくれたらうれしいですね」とのこと。
「匿名と 思っているのは あなただけ」や「ブログから もれて広まる 社内事情」といった、「クスッ」と笑える札をたくさん収録した「セキュリティいろはかるた」は、アマゾンで販売中です。それぞれの札にはきちんと解説が加えられているので、まずはここから始めてみるのもおもしろいかもしれませんね。
#なお芸能界では、次長課長の井上さんや劇団ひとりさん、宮地真緒さんらが2月2日に誕生日を迎えられました。おめでとうございま~す。
文●石山俊浩

