編集部ブログ
デジタル

2010年8月19日(木曜日)

小モノですから。

AnityHSA-610BK.png「また小物を買ったんですね」
iPhoneを身体の一部のようにしなやかに使う、編集部・外村克也は、「ふっ」と笑ったあと、そう言いました。わたしが、モバイルスキャナー(エニティ)を手に入れたと報告したときのことです。

 以前から、同じスリー・アールシステムというメーカーで、「ドキュ(メント)ペン」という、エニティの先輩のような製品を売っていました。ヨドバシカメラでもあつかっていて、「ほしいな」と思ったものの、価格は約5万円。いくら「持ち歩けるものが好き」なわたしでも、ちょっと手が出ない高級機でした。

 エニティを最初に見たのはたぶん、今年初めころの週アス誌上。「ドキュペン」と同じかそれ以上の性能で1万2000円という低価格にまずびっくり。「猛烈にほしい」と思い、即メーカーのホームページに行ったのですが、「在庫切れで入荷待ち」となっていました。それから半年以上。気がつくとほかのメーカーからも似たようなものが出ていて、ブームは落ち着いた様子。ということは、ある意味、製品にはそれほど大きな欠点もなかったと証明されたわけです。「もう、買うしかないだろう」という気持ちになりました。

 本体は細長い筒のような感じで重さは210g(乾電池込み)。単3電池2本で動きます。スキャンスイッチを押し、ローラー付きの本体を、スキャンしたい原稿(やページ)の上から下になでるようにすべらせます。作業はこれで終わり。画像はマイクロSDカード(付属)に保存されていきます。パソコンとはUSBでつなぎます。マイクロSDカードは外付けドライブとして認識され、データをパソコンに簡単に移動できます。

 モノクロとカラーのスキャン例をあげてみます。使い慣れていないので一部まっすぐにスキャンできていないところもありますが、「低解像度」の設定にしたのにけっこうきれいです。とても満足しました。
モノクロ例.pngカラー例.png

 いま、「自炊」が盛り上がっていて、本を断裁してドキュメントスキャナーでスキャン、というパターンが増えているようです。1冊丸ごとならそれがいいでしょうが、「このページ(特集)だけどうしても」という場合や、ばらしたくない本の場合は、エニティは手軽でけっこういいと思います(ただし、PDFファイルとして保存するにはパソコン側にPDF化用のソフトが入っている必要があります)。

 わたしと同じ「持ち歩けるものが好き」派の人はぜひどこかで見てみてください(わたしは府中の「ケーズデンキ」で買いました)。最後にひと声。たった210gのスキャナーですよ!

文●大浦栄治

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