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2010年5月11日(火曜日)

日本語の電子書籍市場は iPad発売で盛り上がるか?

ipad_hero.png 大型の10インチの液晶を持つアップルの新製品「iPad」。この製品の特徴のひとつが、「電子書籍ビューアー」として利用できるところだ。
 米国ではiPad用の電子書籍販売サイトなども発売と同時にサービスが始まっているが、日本ではその気配がない。電子書籍ビューアーとして先行するアマゾンの「キンドル」も本体は日本国内で入手可能だが、肝心の日本語で読めるキンドル用の電子書籍はほとんどない。


 日本語の電子書籍自体はないわけではない。しかし、販売サイトごとで電子書籍データの形式が違ったり、読むのに特殊なソフトが必要となることが多い。

 しかし、ここに来て状況が変わりそうな気配だ。iPadやキンドルが対応するデータ形式「EPUB(イーパブ)」で日本語の文章特有の縦書きやルビを処理するために業界団体が動きはじめた。また、大手出版社31社がデータ形式の統一やさまざまな電子ブックビューアーへの対応をするための動きが出始めた。

 海外から押し寄せる電子書籍化の波に押される形ではあるが、日本国内でも電子書籍市場の本格化に向けた準備が着々と進んでいる。  

文●アスキー・ドットPC6月号掲載

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