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2009年11月30日(月曜日)
被害拡大中!ウェブページを見ただけでパソコンが起動しなくなる罠
パソコンを起動すると、真っ黒の画面にマウスポインターだけがポツンと表示される。そんな不思議なトラブルの問い合わせが、10月半ばからPCメーカーのサポート電話に相次いでいるという。
通常であれば、余分なドライバーやソフトを読み込まないように「セーフモード」で起動して原因を突き止めるのがセオリーだが、今回は通用しない。セーフモードで起動しても状況は変わらないからだ。
結論からいえば、これはパソコンが「Daonol(ダオノル)」や「Delf(デルフ)」と呼ばれるウイルス(マルウェア)に感染したことで発生したトラブルだ。現時点でわかっているのは、「ウェブページを見ただけで感染する場合がある」ことと、「感染すると正常な状態に復元するのに手間がかかる」こと。
感染しないようにするには、マイクロソフトのセキュリティチームが解説しているように「ウィンドウズアップデートを適用してOSを最新の状態にする」、「セキュリティソフトを導入する」、「フラッシュプレイヤーやアドビリーダーなどOS以外のソフトも最新に保つ」の3点が重要。いずれも基本的なセキュリティ対策だが、これだけ被害が広まると、いかに徹底されていないかがわかる。
今のところウィンドウズXPにしか感染報告がないが、先にあげた対策をしていなければ、今後はビスタや7でも感染する可能性が高い。ウェブサイトを見ただけで感染する以上、早く対策をしないと手遅れになる。今すぐに修正プログラムをチェックしたい。
文●アスキー・ドットPC1月号掲載
なお、ドットPC1月号では、「マルウェア」対策の特集記事『危険なウイルス「マルウェア」徹底対策』を掲載中。ぜひチェックしてみてください。

