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2009年12月 1日(火曜日)

グーグルの「クロームOS」を使ってみた!

クロームOS グーグルが開発を表明して話題の「クロームOS」。11月19日に開発中のバージョンが公開されたので実際に使ってみた。

「クロームOS」を起動すると一瞬で現れるのが右のシンプルな起動画面。グーグルは起動時間を7秒にするといっているが、本当にそれくらいの時間で起動しそうな速さである。ユーザー名とパスワードの入力画面だけがある起動直後の画面。ユーザー名とパスワードはグーグルのアカウントを利用する。

 ワクワクしながらログインすると、表示されるのはなんとグーグル製ウェブブラウザーである「クローム」が全画面で表示された状態【図1】。初回起動時にはタブとして「Gメール」と「グーグルカレンダー」が表示されている。「New Tab」をクリックし、URLを入力すれば通常のウェブページが表示される【図2】。

クロームOS【図1】起動直後に自分のGメールの画面が表示される。

 

クロームOS【図2】アスキー・ドットPCのウェブサイトもこの通り。ウェブブラウザーなので当たり前だが。

 

 ウェブブラウザーのクロームと違うのは画面の左上にクロームのロゴが表示されていること。ここをクリックすると、クロームで利用できる各機能......、というよりは、各ウェブアプリが表示される。グーグル提供のサービス以外にも、マイクロソフトのホットメールやヤフーメール、ツイッター、フェイスブックなども並んでいる【図3】。唯一、普通のソフトとして起動しそうな、「Calculator」も極めてシンプルな画面だ【図4】。

クロームOS【図3】ウィンドウズでいうところの「スタートメニュー」か「コントロールパネル」かわからないが、機能の一覧。右下の「Get more」をクリックすると、機能の追加ができそうだが、触ったバージョンでは利用できなかった。

 

クロームOS【図4】ウェブアプリっぽい雰囲気がしないものはこの「Calculator」だけ。機能も四則演算のみと極めてシンプル。

 

 イロイロと触ってみたが、正直に言って「これだけなの?」という印象が強い。ウェブアプリは現在非常に充実してきているが、パソコンでできることのすべてを網羅してるわけではない。また、これらのウェブアプリはウィンドウズはもちろん、他のOSでも使えるのだ。
 
 起動や動作の速さは魅力だが、ウェブアプリを前提にしている以上、ネットにつながっていないと利用できない。グーグルではウェブアプリをネットにつながっていない状態で利用するための「グーグルギア」という技術があるが、まだ十分に浸透しているとは言えない状況だ。
 
 グーグルではこのOSを、2010年の冬頃に専用設計のミニノートPCに入れて販売する予定だという。完成まであと1年あるが、さて、これまでグーグルがユーザーを驚かせてきたようなことを、このクロームOS搭載パソコンでも見せてくれるのだろうか?

文●天明善行

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