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2010年3月15日(月曜日)

無線LANルーター交換記~その1・我が家にWR8700Nがやってきた

wr7850s.jpg デジタルカメラの撮影術ネタは編集部の若い衆がやってくれるので、今回からは我が家の無線LANルーターを置き換えたときの模様をレポートします。
 もともと家では、5年ほど前からNECアクセステクニカの「Aterm(エーターム)WR7850S」という無線LANルーターを使っていました。この機種を選んだのは、IEEE802.11a/11b/11gがすべて同時に使える、当時としては珍しい製品だったから。とても頑丈で、この5年間通信が途切れたことはなく、故障のそぶりも見せずに、ただひたすら家とネットを結んでくれていました。

 NECアクセステクニカの「Aterm WR7850S」。わずかに丸みを帯びたボディがお気に入り。家では足を付けずに横置きで使っていました。有事の際の「スーパーサブ」としてしまっておきたいと思います。

 ただ、最近のルーターには付いている「マルチSSID」機能に対応していないので、セキュリティが低い(WEPしか使えない)携帯ゲームと古いパソコンは11b/gでつなぎ、WPAが使えるパソコンは11aでつなぐというルールで運用していました。ですが、いよいよWEPが(解読方法が知れ渡ってしまい)セキュリティとしての意味を成さなくなり、運用方法を見直す時期が来たと感じていました。また、最近では家の中でも扱うデータが大きくなり、無線を高速化したい!という欲求も出てきました。

 そこで今回選んだのが、「Aterm WR8700N(HPモデル)」。同じNECアクセステクニカの製品です。こちらもWR7850Sと同様に、11a/b/gが利用でき、加えて11nは2.4GHzと5GHzの両方で使えるという魅力があります。

wr8700n.jpg

 黒い精悍なボディの「Aterm WR8700N(HPモデル)」。アンテナ内蔵で外に出っ張らないので、置き場所の自由度は高そう。

 ここでちょっと周波数についておさらい。2.4GHzの周波数帯(以下2.4GHz帯)は、無線LAN以外にもいろいろな無線機器に使われており、非常に「混んでいる」状態です。パソコンに限らず、たとえば電子レンジもこの周波数帯を使っています。もし同じか近い周波数を使う機器をそばで使うと、電波同士がぶつかってしまい、電波で運ぼうとしていた情報が壊れてしまいます。壊れた情報は再送せねばならず、その分だけ無駄な通信が必要になります。その結果、通信が途切れたり通信速度が遅くなったりするのです。夕飯の炊事時に通信が途切れがちになるときは、電子レンジを使うタイミングとシンクロしていないかチェックしてみてくださいね。

 その点、WR8700Nが使える5GHzの周波数帯(5.2、5.3、5.6GHz対応。以下5GHz帯)は他に使う機器が少なく、比較的空いているので、理想的な電波環境で使えます。5GHz帯は2.4GHz帯に比べて壁や扉などの遮蔽物が苦手ですが、今回選んだWR8700Nは「ハイパーロングレンジモデル」という技術が搭載されているので、以前ほど敏感にならなくて済みそう(7850Sのときは、部屋の扉を開けてネットしてました)。もちろん、「家の中のどこで使うか」によってパソコン側で切り替えるのもアリです。
 
 たとえば、ルーターがある部屋では5GHzを、2階や3階など離れた場所なら2.4GHzと使い分けるのです。どちらの周波数帯でつなぐかは、ルーターに設定したSSIDで区別すればOK。このあたりの具体的は設定例は、次回以降で解説します。

文●石山俊浩

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