2010年3月31日(水曜日)
【連載】すぐわかるWindows7 第4回 Windows Defender
本ブログでは、新OS「Windows7」の基本操作&快適設定を、毎週連載でご紹介していきます。
第4回の今回は、前回に続いて、Windows Vistaで格段に向上し、Windows7ではより見やすく強力になった「セキュリティ機能」のなかから、スパイウェアなどパソコンに害を及ぼす可能性があるプログラムを検出し、必要に応じて駆除してくれるソフト「Windows Defender」について解説します。
※なお、この連載で掲載している画面はクリックすると拡大されます。
●「Windows Defender」を起動する
起動するにはスタートメニューの検索ボックスに❶「defender」と入力し、❷上部に表示されたアイコンをクリックします。なお、同様の機能を持つセキュリティソフトを利用していると、Windows Defenderが無効化されて利用できないことがあります。
スタートメニューから検索して起動する。
●不正プログラムを削除する
Windows Defenderはパソコンで受信するデータをバックグラウンドで監視していて、スパイウェアなどの不正プログラムの侵入を感知すると通知領域に警告を表示します。❶アクションセンターのアイコンをクリックすると「Windows Defenderの警告」画面が開くので、❷[システムのクリーンアップ]ボタンをクリックして不正プログラムを削除します。
この機能を「リアルタイム保護」と呼ぶ。ただし、ウイルスの中には検知できないものもあるので、セキュリティソフトの併用も必須だ。
●スパイウェアの「スキャン」を実行する
パソコン内のスパイウェアを検査するには、「Windows Defender」を起動して、❶ツールバーの[スキャン]をクリック。感染の可能性が高い場所だけを検査する「クイックスキャン」が始まります。❷[▼]をクリックして表示されるメニューからハードディスク(以下、HDD)全体を検査する[フルスキャン]や、指定した場所だけを検査する[カスタムスキャン]を実行できます。
「クイックスキャン」の場合、10分ほどで検査が完了する。
●スキャンのスケジュールを変更する
標準の設定では1日に1回、自動的にクイックスキャンが実行されます。検査の頻度や方法を変更するには、「Windows Defender」を起動して、❶[ツール]→[オプション]をクリック。左側のメニューの❷[自動スキャン]から、検査の頻度や実行時間を指定したり、フルスキャンを実行するように設定できます。
指定した時間に電源が入っていない場合は、次回に電源を入れたあと、システムがアイドル状態にあるときに検査が実行される。
●疑わしい動作の履歴を確認する
リアルタイム保護や自動スキャンの結果を確認したいときは「Windows Defender」を起動して、❶[履歴]をクリック。プライバシー保護のために❷[表示]ボタンをクリックしたときだけ、❸発見された不正プログラムやその処理結果が表示。不正プログラムの名前をクリックすると、下部に詳細情報が表示されます。
どういう種類の不正プログラムがどう処理されたか、また、どう対処すべきかというアドバイスが表示される。
●Windows Defenderを無効にする
他のセキュリティソフトをインストールしている場合、Windows Defenderと同時に使用するとトラブルを引き起こすことがあります。一部のセキュリティソフトは自動でWindows Defenderを無効にしますが、手動で無効にするには、「Windows Defender」の❶[ツール]→[オプション]をクリック。❷[管理者]をクリックして❸[このプログラムを使用する]のチェックを外します。
Windows Defenderを無効にしてもセキュリティソフトがスパイウェアをブロックしてくれるので心配はない。
●メールやUSBメモリも検査対象に含める
メールの添付ファイルや、USBメモリ・メモリカードなどのリムーバブルドライブに不正プログラムが含まれていないかを調べたいときは、「Windows Defender」を起動して❶[ツール]→[オプション]をクリック。❷[詳細設定]をクリックして❸[電子メールのスキャン][リムーバブルドライブのスキャン]にチェックを入れておきます。
パソコンの動作速度が遅くなる可能性はあるが、不正プログラムの侵入を許す可能性は低くなる。
【次回予告】
セキュリティ機能の「Windows Update」を解説します。
※本記事は、『すぐわかるSUPER Windows7 1000技+α』を元に編集・再構成したものです。
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